| 洗面台の種類 | 洗面作業に必要な寸法 | 洗面室リフォームの流れ |
| リフォームのポイント |
洗面台の種類
洗面器一体タイプ
キャビネットに直接、洗面器が取付けてあるもの。洗面器は陶器、樹脂、鋼板ホーロー等があります。洗面器一体タイプで、小間口で設置可能な、使いやすい、一般的な洗面化粧台です。
キャビネットは開き扉と引出し式、化粧鏡は1面鏡、2面鏡、3面鏡などがあります。
カウンタータイプ
洗面器をカウンターに取り付けているものと、洗面器が樹脂製でカウンターと一体になっているものがあります。
カウンター一体タイプの洗面化粧台で間口がフリーで間口寸法にピッタリ納められる「フリープランタイプ」と、あらかじめ間口寸法を設定した規格品である「パッケージプランタイプ」等があります。
高さ調節可能タイプ
立っても、座っても、また大人にも子供にも使いやすいように、使い方に合わせて高さを自在に調整出来る昇降機能付きの洗面化粧台です。
車椅子対応タイプ
車椅子を使っての洗面動作をより快適に、よりスムーズに行っていただけるよう設計された洗面化粧台です。
洗面作業に必要な寸法
洗面化粧台の間口(横幅)は750mm、600㎜。高さは750㎜~800㎜が一般的です。
洗面台が低すぎると腰に負担がかかり、高すぎると水が手からひじを伝って床にこぼれてしまいます。以下は洗面作業に必要な寸法です。
この寸法を確保すると洗面作業がスムーズに行なえます。

(1)300mm
(2)600mm
(3)700mm
(4)450~550mm
(5)550~600mmが理想。
洗面室は、洗濯機を置いたり、脱衣所として利用する方も多いので1坪(1980㎜×1980㎜)程度のお部屋の大きさが理想です。
洗面室リフォーム施工の流れ
洗面室リフォームの施工(解体からお引き渡しまで)の流れをご紹介します。
既存洗面室
こちらはリフォーム前の洗面室です。
[1] 解体作業
まずは、既存の洗面室を解体します。今回は床に痛みがあるので床の解体も行ないます。また、工事中お住まいや家具等に傷が付かない様、洗面室前や廊下などにはしっかりと養生を行ないます。
[2] 排水芯移動、床・壁下地造作
新しく洗面台、洗濯機の設置位置には排水芯を移動します。(老朽化した給水管、給湯管、排水管等を新規に変えます。)配管の移動が終わったら、床や壁の下地を組みます。
[3] 内装工事
クロス、クッションフロアを新しく貼り替えます。新しいクロスがキレイに貼れるよう、下地の継ぎ目もしっかり埋めて処理します。 そのほかにも水廻りには調湿効果のあるエコカラットやメラミン加工の化粧板等を内装材にお使いになるか方も増えています。
[4] 新規洗面台取り付け
内装工事が終わったら新規洗面台・洗濯機を取り付けて完成です。その後、お客様と一緒に完工確認を行い、問題がなければお引き渡しとなります。 リフォーム後、お使いいただき不備に気付かれた場合は、すぐに対応致しますのでお申し付けください。
リフォームポイント
Q.1 湿気がこもってクロスにカビが生える
洗面台付近は意外と水跳ねが多くクロスにカビが生えてしまうケースも多いようです。
水跳ねが多い箇所にはエコカラットやメラミン化粧板などの内装材を使用することをお勧めします。
エコカラットとは
エコカラットは、国内で初めて「ホルムアルデヒド低減建材」認定を取得した建材です。 室内の調湿効果に優れているので、結露やカビでお悩みのお部屋などにお勧めしています。デザインのバリエーションも豊富なので様々な空間コーディネートが可能です。
メラミン化粧板とは
メラミン化粧板は、メラミン樹脂を加工した化粧板で水跳ねに強いので水廻りに使用することの多い素材です。また、汚れが付きにくく、簡単に落とせるのでお掃除もしやすく清潔です。 デザインのバリエーションも豊富なので様々な空間コーディネートが可能です。
Q.2 高齢者に配慮した洗面室リフォームとは?

床は滑りにくく、水に強いものを選びます。
移動を助ける手すりも使いやすい位置に設置しましょう。洗面室への出入口は段差をなくしフラットにし、幅を800㎜以上にすると車イスでも出入りができます。
脱衣所として使用している場合はヒートショック防止に洗面所暖房機を設置すると他のお部屋や浴室との温度差を軽減できます。
また最近では、高齢者の方がイスや車イスに座ったまま作業ができる洗面台もあります。(右上図)
レバーで簡単に高さ(750㎜~900㎜の範囲)を調節できるので家族のさまざまな人の使いやすい高さに合わせることができます。