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老後を考えた家造り

--老後を考えた家造りをするには、どのようなことに気を付ければいい?--
 最近では「バリアフリー」という言葉もすっかり定着しましたね。人生80年といわれるこの時代、老後のことを考えるのは、家づくりの大切なポイントといえるでしょう。
 バリアフリーといえば、部屋と廊下の段差がない床を思い浮かべますね。高齢になるとちょっとした段差でつまずき、転倒することが多いので、これは外せないポイントです。 またトイレや浴室はすべりにくい床材にするとともに、ドアを引き戸にすると十分な広さを確保できるようです。
 床材や住宅設備の他に、トイレと寝室を近くするなどの生活動線や、足元が暗くならないような照明計画なども大切です。 予算を考えながら、安心して長く住める、家族みんなにやさしい家づくりを計画しましょう。

地鎮祭・上棟式

--家を建てるとき、地鎮祭や上棟式は行なうべきでしょうか?--
  家を建てるとき、地鎮祭や上棟式を行うか行わないかで悩む方は多いようです。どちらも慣習的な儀式で必ず行わなくてはいけないものではありません。儀式の意味を理解した上で、ご家族で話し合って検討しましょう。
 地鎮祭は、工事を始める前に行う土地の神様を鎮める神事で、縁起を担いで行うものです。一方、上棟式は、棟上が完了した段階で行う儀式で、無事に工事が進むよう祈願します。また、家作りがスムーズに進むように、建て主が職人さんをもてなす意味で行われることもあるようです。
 どちらも気持ちよく土地や家に住むために行う儀式ですが、地鎮祭は3~5万円、上棟式は5~10万程度費用がかかります。行うなら、あらかじめ予算に組み込むことをおすすめします。

建築中の注意事項

--建築中に気を付けることはありますか?--
 設計図ができあがり、実際に住宅を建て始めると、図面上ではわからなかった部分が見えてくることがあります。安心して愛着のある家を建てるために、ひんぱんに工事現場を訪れることをおすすめします。
 建築中、図面で見ていたイメージと実際が違うと思ったら、早めに工事管理者や工事責任者に確かめましょう。万が一、設計とは違う部分があったら、遠慮せずに修正を求めましょう。
 工事中にビデオや写真を撮影しておくのもオススメです。いい思い出になりますし、将来増改築などをする際にも役立ちます。契約の際、工事中の「工程写真」と、建設途中に行った修正箇所を元に設計図を修正した「竣工図面」の提出を盛り込んでおけば、さらに安心できるでしょう。

後悔しない家づくり

--よく「後悔しないための家づくり」といいますが、
     例えば、どんなことに気を付けると良いでしょうか?--
 どのご家庭にも、家を建てるための予算がありますね。中には予算を意識するあまり、安い素材ばかり選んだり、オプション設備には目を向けない方もいらっしゃるかもしれません。確かに予算内に収めることはとても大切です。しかしちょっとした差額で、グンと住み心地がよくなることもあります。
 後で後悔しないためには、どんな選択肢があるのか、素材や設備をワンランク上までよく知っていただきたいと思います。
 最終的に費用の面などで諦めたとしても、納得した上でなら何も知らなかった場合に比べて、完成した我が家への満足感が大きくなるでしょう。
 値段だけで決めずに、使い勝手やデザイン、構造のことなどを、担当者によく尋ねてください。

収納スペース

--家を建てるときの収納スペースはどのくらいとるのが良いのでしょう?--
 家づくりというと、間取りや外観のデザインに気をとられがちですが、「収納スペース」も大切な要素です。
 一軒の家に備える収納の目安は「床面積の9%」といわれます。例えば、床面積が四十坪の場合、畳に換算すると80畳(一坪=約2畳で計算)。その9%で約7畳分になります。しかしこれは必要最小限のスペースと言っていいでしょう。
 少し面倒ですが、現在の持ち物を書き出してみましょう。掃除機から思い出の品まで全てをリストアップしてみると、結構広い収納スペースが必要になるかもしれません。新居のどの部屋にどのように収納するのかも先に整理しておかないと、部屋のゆとりが最初の計画とはずいぶん違ってしまうこともありますので注意しましょう。

設計図の見方

--設計図の見方がわかりません。
  これだけは知っておいた方がよいという点はありますか?--
 設計図は家族の「夢」や「要望」が詰まっている家作りの基本です。素人には難しくてわかりにくそうですが、主なポイントに気をつけて見ると家のイメージが浮かび上がってきます。
 設計図には、「基本設計図」と「実施設計図」の二つがあります。平面図や断面図は、比較的理解しやすい基本設計図に描かれています。手すりの高さ、棚、コンセントの位置などの詳しい内容は、実施設計図の中の「展開図」に描かれています。
 設計図は細かいだけに、場合によってはトラブルのもとになってしまいます。トラブルの一例としては、「展開図」がなかったり曖昧だったりが考えられます。完成後に「頼んだはずのコンセントが無い!」なんてことにならないよう、この点を心に留めておくと安心でしょう。
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