『水仙』
冬から春にかけて、白や黄の花を咲かせる「スイセン」。越前海岸や淡路島、房総半島の白浜海岸など群生し、観光名所にもなっています。 その起源は地中海沿岸で、シルクロードをたどって中国に渡米し、やがて日本に伝わりました。室町時代の書物にも「漢名は水仙華、和名は雪中花」と紹介されています。 スイセンという名前は、漢名の「水仙」をそのまま音読みしたものです。 「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来します。 すらりとした美しい花の姿とその甘い香りは、仙人のようです。 学名でもある英名「ナルシサス」からつけられました。彼はたいへん美しく多くの相手に言い寄られますが、全て断ります。その恨みをかった彼は、復習の女神の呪いにより、泉に映った自分の姿に恋をしてしまいました。やがて彼は泉のほとりで自分の姿に見とれたまま死んでしまい、い本の花に姿を変えました。これが水仙なのです。 自己陶酔する「ナルシスト」という言葉も、ここからきました。 |
冬から春にかけて、白や黄の花を咲かせる「スイセン」。