『シクラメン』
シクラメンの鉢植えが、街の花屋さんに並んでいますね。シクラメンの花言葉は「はにかみ・恥ずかしがり屋・切ない愛を受けてください」など控えめな言葉が多いようです。その一方で「嫉妬・猜疑心」という言葉もあり、うつむいた花の姿をどう受け止めるかは、見る人の気持ちによってずいぶん違うのがわかります。シクラメンには和名が二つあります。花から連想される「篝火花(かがりびばな)」と、もう一つは「豚の饅頭」。シクラメンの球根にはでんぷんが多く含まれていて、大航海時代に南アメリカからジャガイモが渡ってくるまで、ヨーロッパでは食用にされていたそうです。その後もしばらく豚のエサに使われていたとか。シクラメンの丸い球根がちょうどパンに似ていて、「豚のパン(sow bread)」という英名があります。その和訳が「豚の饅頭」というわけですが、可憐な花からは想像もつきませんね。 シクラメンの原種にはほのかな芳香がありましたが、花びらの色や形、花の大きさなど改良を重ねるなかで、その香りがなくなってしまったそうです。しかし1970年代に「シクラメンのかほり」という歌がヒットしたのをきっかけに研究されて、今では新種の美しい花と原種の香りをともに備えたシクラメンが売られています。 |
シクラメンの鉢植えが、街の花屋さんに並んでいますね。シクラメンの花言葉は「はにかみ・恥ずかしがり屋・切ない愛を受けてください」など控えめな言葉が多いようです。その一方で「嫉妬・猜疑心」という言葉もあり、うつむいた花の姿をどう受け止めるかは、見る人の気持ちによってずいぶん違うのがわかります。