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『葉牡丹(はぼたん)』

 葉ボタンは別名を花キャベツともいいます。江戸時代にオランダからやってきたケール(キャベツの原種)を日本人が観賞用に改良してできました。最近はさらに品種改良が進み、茎が長く小振りのものがフラワーアレンジメントにも使われています。
 成長する時の温度によって葉の色が決まるため、外側の葉は濃い緑色で、内側になるにつれて白やピンクに色が変わりグラデーションをつくります。気温が下がるほど、発色がいいのだとか。厳しい冬の寒さこそが葉ボタンを美しく変身させるのですね。

 葉がしおれる頃に春の花と植え替えるのが普通ですが、土や肥料に気を遣いながらそのまま育てると、春には菜の花に似たかわいい花をつけます。その花が終わったあとに茎が伸び、枝分かれした先に芽がついて、冬には一株にいくつもの葉ボタンがついた「踊り葉ボタン」を楽しめます。
 さてこの葉ボタン、なんとアメリカでは食用にするのだとか。食べたことのある人によると、肉厚で固いので生食よりも揚げたり炒めたりしたほうがおいしいそうです。キャベツよりも栄養価が高いという話もありますが、どんな味がするのでしょうね。(日本では園芸用として販売されていますので、有毒な農薬が葉に残っている危険があります)

 

 

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